page.23激走 [LMN 原作感想]

【南空ナオミ】

失踪から４か月経っても、南空さんの事を諦めないＬ・・ｖｖ
南空さんの命を第一に考えた操作法しか許さないのが嬉しい・・ｖｖ
Ｌは、南空さんをキラに近付く為の大きな手掛かりのひとつだと考えているだろうし、
キラの手掛かりを掴むためなら、
それがたとえ１％の・・どんな小さな事でも見逃さないのだと分かってるけど、
それでも南空さんは、過去にＬが信頼し、一緒に仕事をした人間・・
その人の事を案ずる気持ちも、この時のＬにはあった筈・・。
そう信じて疑いません。

だっ・・だけど・・遺体が出てくれば、そこから何かつかめるかもって・・
そんな・・冬から春にかけてとは言え、４か月前の遺体を・・・ぐはっ★
南空さんは本当に・・どんな死に方をしたんだろう・・。
これが、ノートに名前を書いた月ですら分からず・・
永遠の謎・・ってあたりがミステリアスですよね。

今回、宇生田さんが、Ｌとよく喋ってるなぁ・・・・。
まるで・・これがＬとの今生の別れになると、知っているかの様に・・・。

【私はキラです】

最初の一画面の画像と音声だけで、
このビデオの制作過程と、幼稚過ぎる出来の悪さを指摘しつつ、
それもワザとか・・？と、あえて掘り下げて推理してみる。
これだけ推理するのに、ほとんど一瞬ですね！！（情報処理速度早っ！！）

“今生出演の予定にあるコメンテイター”だけで、
即座にチャンネル２４が出てくるＬたんですが、
ＴＶの番組表が、常時全て頭に入ってるのですか？？
それとも、キラ批判のコメンテイターは、出演番組まで全て把握済みなのですか？？

【この放送　止めさせないとまずい事になる！】

目の前で、キラによって人の命が奪われている・・
このまま放置すれば、全世界を混乱させてしまいかねない・・
その危機迫った瞬間にＬが見せた、凄く困って、焦ってる様な表情・・
そんな表情を滅多に見せないＬだけに、
今目の前で、否応なしに奪われていくひとりひとりの命の重みを、
Ｌがいかに重く受け止めているかが判ります・・。

そして、罪もない人を簡単に殺しながらも、
“悪を憎み正義を愛します”
・・などと、あからさまな偽善を並べたてるキラに対しては、
Ｌが滅多に顔に出す事のない怒りの目を向けている・・。
Ｌがこんなに激しい怒りを見せたのって、後にも先にもこの時くらいでしょうか・・？
・・って言うか、この顔怖いです～～！！Ｌって怒らせると本当に怖い～～！！

【私はキラ事件の捜査本部長だ・・・】

心臓発作で倒れても、キラ事件を追う夜神さん・・。
そんな旦那さんの身体を気遣って、ニュースを見させまいとする奥さん・・。
それでも、自分の立場を理解してもらおうとする夜神さん・・・。
刑事の奥さんは辛いですよね・・月のお母さんの辛そうな表情に、心が痛みます・・。
そんな家族の切実な苦しみも知らないで・・あの男は・・。

【相沢さん駄目ですよ　どこに行く気ですか？】

宇生田さんがキラに殺されてしまった・・・！！
この衝撃の事実の次の瞬間、相沢さんが動こうとしていた・・。
仲間を殺された相沢さんの苦しみと、
それでも自ら危険に赴こうとする相沢さんの決心を考えれば、
普通なら誰しも、この時の相沢さんを止められない。
でもＬは冷静に・・
さっきまで何があっても、テレビ画面から逸らさなかった目線を相沢さんに向けて、
相沢さんの行動を止めようとしている。
Ｌは・・一見そんな風には見えないかもしれないけど、
相沢さんのいる方向に目線を向けつつ、
肩越しに全力で、相沢さんを説得しようとしているんですよ・・！！

『今あそこに行くと殺されますよ』

Ｌの目が髪で隠れて見えない時は・・
本当の表情を見られたくない時だけ・・そんな気がします・・。
心の中で泣いてる時なんだ・・宇生田さんの為に・・
そして、相沢さんを失わない為に・・。

キラが殺人に必要なのは顔と名前だと思われたが、
顔だけでも殺せる可能性は０ではない。
他局にさくらＴＶ前が映される前に宇生田さんは殺されたので、
キラは今、局に入る者を監視できる所に居る・・。

・・・と、Ｌは推理をし出すと、いつものＬを取り戻す・・・。
だけど、それでもまださくらＴＶに行く事を諦めようとしない相沢さんに、
現実に引き戻されたのか、また下を向いてしまった・・。
相沢さんには何とか分かってほしいのに・・
熱くなってしまった相沢さんには、Ｌの言う言葉が冷淡なものとしか聞こえない。
宇生田さんを失った事を、辛く悔しく思いながらも、我慢してたのに・・
相沢さんたらＬに掴みかかるんだもの・・・・。
自分の辛さにプラスして、相沢さんの苦しみまでも肌で感じてしまったら・・

『宇生田さんがやられ・・・これで　もし　
相沢さんの命まで奪われてしまったら・・・』

Ｌはもう、我慢しきれずに、身体を震わせて泣くしかないんですよ・・・。
そんな姿が・・可哀想過ぎて見てられない・・・。
見かけよりずっと、心が優しすぎるばっかりに・・・。

もしかしたら・・
宇生田さんの事は、Ｌなりに少し自己嫌悪感があったのかもしれない・・。
自分が言った、『この放送　止めさせないとまずい事になる！』
この言葉で捜査員達が一斉に動き出し、
さくらテレビには宇生田さんが向かってしまった。
宇生田さんがあんな風に殺されるまで、このキラの殺傷能力には気付けなかったが、
それでも自分の捜査員達を護る為に、もう少し動き方を憂慮出来なかったものか・・。
そうすれば宇生田さんは死なずにすんだかもしれない・・・。
いや・・・こればっかりは考えすぎだと思いたい・・・。
本当にＬがそこまで思い苦しんでいたんだとしたら、可哀想すぎる・・・。

奥さんが席を外した隙に、病身の身で、護送車両を激走中の夜神さん・・・。
そのままさくらＴＶへ激突・・！！！
さっきまで心臓発作で入院してた人とは思えない・・！！
カッコよすぎるよ・・夜神さん・・！！