L change the WorLd 感想2

『 L change the WorLd 』の小説感想の続きです。

まさか自分でも、こんなにちまちまやっていくとは思ってませんでしたｗ
もっと、ざ～～～っと読んでしまって、
ざくざくざくっと感想を書いてしまえるかと思ってたのですが、
何だかもぉ～～・・・ちまちまちまちまと・・・☆

感想をじっくりと、ちまちま書きたがるのは、私の性分の様です・・（笑ｗ）

ゆっくりとお付き合い下さると嬉しいですｗ

[⇒ 【 L272 LA （L's Affair）】の感想♪]　←前回の感想です　　こちらからどうぞ　↓

【 L23 運命 】

今夜のルームサービスは、向島の言問団子～ｖｖｖ
三色団子、可愛いね～♪
ワタリったら、本物のお菓子を持ってきてくれるから、
調べるの楽しい～～ｖｖｖ（てか、食べてみたい～ｖｖｖ）

一時も休むことなく手を伸ばし続けるＬによって平らげられているはず

休むことなく手を伸ばし続けるですって・・・ｖｖｖ
普段のＬたんが可愛い～～ｖｖｖ
途中でお菓子が足りなくなったら、不機嫌になっちゃったりするのかなぁ～？
それ故に、ワタリにとっては、Ｌがお菓子を食べない事が“異変”なんだｗｗ
ええ！ええ！！もちろん、“たかがそんな事”なんて言いませんとも！！
Ｌたんがお菓子に手を付けないだなんて、天変地異の前触れですよね！！（真剣）

・・ああ・・そんな事が、ほんの冗談ですまされればいいのに・・

キラとの決着とは・・
Ｌにこれほどまでに残酷な選択をさせるんですね・・

『すでにあまりにも多くの人命が失われすぎています』

その失われた人命の多くは、
キラが“生きる価値無し”と烙印を押した、凶悪犯罪者だと言うのに、
Ｌの正義は、全ての者に対して平等で・・
この世界はきっと、これから先もＬを必要としている筈なのに、
キラこそ悪である・・・という事を説いて、自らの命を差し出してでも、
その悪を食い止めようとする・・。

・・夜神月が死神なら、Ｌは神様から遣わされた天使の様な人だ・・

・・とかそんな事を、冗談ではなく本気で考えてみたりします。

　― エル・ローライト　23日後、眠るように心不全で死亡 ―

“眠るように”という言葉を使って、
出来る限り、安楽死で逝ける様に書かれているのに、
もっと安らかに死ぬ方法は無いの・・？
もっと・・ほんの一瞬も苦しむ事無く、逝く方法は・・・？
・・とか、無駄に探してみたくなる・・
バカだな・・と思う・・。

自らの思いを封印しようとするかのように瞑目した

この時のワタリが、一体どれほどの大きな悲しみを、
Ｌの為に封印しようとしたのかと思うと・・胸が張り裂けそうです・・！！

Ｌの決定はすべて受け入れ、全力で支援する

Ｌと初めて出会った時から、ワタリが心に決めたことですか・・・ｖｖ
ワタリの長い人生の中で、Ｌとの出会いこそが、
一番の大きな事だったんでしょうね・・・ｖｖ
Ｌと出会ってから１７年間ですか・・？
Ｌとワタリの関係は、家族以上のものだと、漠然とそんな考えでいますが・・
一緒に過ごした時間は、本当の家族ほどのものだったんですねｖｖ
もちろんＬとワタリにとって、過ごした時間の長さなど関係ありませんが・・。

ワタリはずっと・・Ｌを信じて付いて来てくれたんですよね・・
そんなワタリがいてくれたからこその、世界のＬだったのだと・・
心からそう思えます・・ｖｖｖ

自分が｢生きている｣という、その事実だけで多くの人が救われている

素晴らしいよＬ・・
それだけの人間になれた貴方を、心から尊敬する・・
でも、それを解っていて、あえて臨もうとした死・・・なのですね・・・。

ワタリには、何も語らなくても、

　・・全て解っています・・貴方の事は、なにもかも・・

・・なんてセリフを書き足してほしいくらいに、察してくれている・・。
Ｌの為に、全ての感情を抑え込んで・・・。

ワタリが今・・自らの人生の中で、一番の悲しみを押し殺している事も、
Ｌには痛いほどわかっているのでしょうけどね・・
何しろＬは、世界一の名探偵ですから・・・・・・。

『これからは、Ｌ以外のアルファベットと共に世界を支えてください』

いませんよ・・そんな子・・
だけど・・ようやく肩の荷が下りたＬが、
お菓子を食べられるようになってよかった・・・

Ｌにはお菓子を・・美味しそうに食べててほしいです・・
たとえほんのひとときでも、Ｌが和む時間になるなら・・

『Ｌ、あなたに取って代われる者など・・・・・・』

ワタリ・・・
その言葉は、Ｌのいない世界を悲観するかの様にも取れますが・・
今のＬに与えてあげられる、あたたかい愛なのだと、
勝手にそう解釈しておきます。

　Ｌに取って代われる者など、この世にはいない・・

それは、そういう能力を持った者がいないという意味ではなく、
ワタリ個人にとって・・もっと大きな意味ですよね・・ｖｖ
息子の様に愛したＬ・・とか・・

ええ・・本当に代わりなんていません・・こんな素敵な人は二度と・・・。

Ｌとは・・
その頭文字から語られる言葉には、深い意味があったんですね・・。

続く者の存在しえない孤高としての「ＬＡＳＴ」

ニアとメロでさえ・・ひとりひとりでは、Ｌを超せなかった・・。
夜神月もね・・デスノートと死神という存在が無ければ、
Ｌを超す事は出来なかったんじゃないかと・・
Ｌ贔屓を抜きにしてもそう思えてしまいますね。
頭脳以前に、人として、Ｌの方が勝ってますから。

全知全能なる者よりの、天からの落とし子たる存在としての「ＬＯＳＴ」

やっぱりＬって、神の子ですか・・？（←公式設定で宜しいですか？？ﾏﾃ）
全世界を震撼させる“死神”の力を手に入れた人間が誕生してしまうなら・・
それを阻止する力も、この世界に必要とされますよね。
だからＬは誕生した・・
この世界の、善と悪を人間（エゴ）の目からではなく、
全知全能なる者の目から見て、真の正義を説く為に・・。

たまにこういう人いますよね？
キリストとか仏陀とか、ジャンヌ・ダルクとか、天草四郎時貞とか・・　（もういいって…）

Ｌはわずか八歳にして、
至高にして孤高の、全世界を掌握できる名探偵となった・・！

す・・凄すぎる・・・！！！
その正体はずっと、ベールに包まれたままだったから、
世界中の誰もが、“Ｌ”という人が、その頃まだ子供だったなんて、
知らなかった訳ですよね・・。
たくさんの難事件・迷宮入り事件を解決に導いた実績は、
いつの頃から積み上げられてきたものかと、見当もつきませんでしたが・・
八歳にして既に、超天才児・・！！
さすがＬです～・・！！
何だかもう・・ビックリを通り越して、納得がいきました！！

そして、ワイミーズハウスも、
必然的に、Ｌを継ぐ者を育成する機関となった訳ですね。納得です。

・・で、

推定八歳の少年が第三次世界大戦を食い止めた｢ウインチェスター爆弾魔事件｣

何ですかソレは～～～？！！！
その前の、マドリード連続殺人事件も、何だか気になりましたが、
この『ウインチェスター爆弾魔事件』は聞き捨てられませんね。
Ｍ様・・！！うっかり口走ってしまったからには、
世の中に発表して下さいませんと・・Ｖｖｖ
でもそれが、大場つぐみ様、小畑健様の手によって実現されるなら、
萌え死んじゃう勢いで喜びますが・・ｖｖｖ
（・・あ、すみませんｗ　夢みてましたｗ）

ワタリは、言問団子を口に運ぶＬの丸まった背中を見守り

そんな寂しげで、あどけなくって、可愛い背中を愛でつつ、見守りながら、
Ｌのいない世界に思いを馳せなければいけないなんて・・
ワタリには残酷です・・・。

文字通り「世界」からＬが失われることでもあった

愛しい者の死・・というだけでなく、その損失の大きさを考えれば、
ワタリが思いを馳せてみた世界は、一体どんな世界になってしまうのかと・・
だけど・・その世界には、キラもいない・・
この後起こる事件もまた・・
この世界を震撼させる不安材料は、全部Ｌが持って行ってくれる・・
だから、今しばらくは安心していていい・・
ワタリはただ、Ｌを信じて付いて行くだけですよね・・

最期の瞬間まで・・。