隠したって無駄です

小さいＬたん『見て下さい・・・このケーキ・・・
ねんどろいどのＬ達が、隠しておいたのを、

全部見つけてやりました・・☆

どうやら、こんなにたくさんのケーキを、
全部自分達だけで食べるつもりだったみたいですよ？』

大きいＬたん『よく見つけて来てくれました。
これだけ運ぶのは大変だったでしょう？（小声：小さいくせに）
それにしても、美味しそうなケーキですね・・・こっちのは何ですか？』



小さいＬたん『そっちの箱の上にあるのは、
かご入りレアチーズケーキだそうです。』

大きいＬたん『・・・こんなカゴに入ってると、ケーキに見えませんね（笑）』

小さいＬたん『そうですねｗ・・これを見てる人に、
ケーキ以外の何に見えるのか、訊いてみたいものです。』

大きいＬたん『食べるとチーズケーキの味がして、美味しいんでしょうけどね。
・・私は是非、ブルーベリーソースをかけて、食べてみたいです。』

小さいＬたん『いいですね♪　甘いブルーベリーソースをお願いしますｖｖ
・・・それにしても・・・
こんなにたくさんのケーキを、自分達だけでなんて・・許せませんね。』

大きいＬたん『全くです・・！だけど、あの図体ですから・・
きっと、全部食べちゃうんでしょうね～・・☆』

小さいＬたん『図体というより・・アレは、頭ばっかりが大きいのですよ。』

大きいＬたん『そうでしたね。・・もしかしたら、胃袋も頭の方にあって、
食べたものも、全部頭の方に行ってしまうのかもしれませんね。
・・あ☆　私、また頭の弱そうな事を言ってしまいましたね。』

小さいＬたん『いいえｗ　今のはかなりウケましたよｗｗ
（小声：話のセンスの悪さは、最悪ですが・・ｗ）
そうか・・それであんなに頭が大きくて・・ｗｗｗ』

大きいＬたん『確かに・・見た目は可愛いかもしれませんが、
御世辞にも、スタイルがいいとは言えませんね（笑）』

小さいＬたん『あれだけ大きな頭をしていると、
ちょっとした事で、よく転ぶそうですよ（笑）』

大きいＬたん『アレじゃ、バランスが悪すぎますからね（笑）』

小さいＬたん『そこへいくと私達は、均整のとれたスタイルですよね♪
（小声：あなたの手首の太さは、バランス的にどうかと思いますが・・）』

大きいＬたん『本当にｗ・・・・・・それはそうと、コレ・・どうしましょう？』

小さいＬたん『・・ここはひとつ、お互いに協力し合いませんか？』

大きいＬたん『・・・・・・？　あなたと私が・・協力ですか？』

小さいＬたん『ええ。協力して、このケーキを全部食べてしまいましょう。』

大きいＬたん『（・・・協力って、そっちの方か・・・）
そうですね・・おチビのＬや、首ふりＬにも手伝ってもらって、
私達で、全部食べてしまいましょう。』

小さいＬたん『私・・こう見えても、たくさん食べられるんですよ♪』

大きいＬたん『（小声：この小さい体で？）・・とてもそんな風には見えませんが・・？』

小さいＬたん『実は、私の胃袋は、ブラックホールと直結してるんです。』

大きいＬたん『ブラックホールと直結・・・奇遇ですね。私もそうですよ？』

小さいＬたん『やはりそうですか。
・・でも、そうでなければ、このプロポーションは保てませんよね。』

大きいＬたん『そうですね。私達に必要なのは、あくまで糖分のみであって、
油分・炭水化物等は、必要ありませんからね。』

小さいＬたん『私達が・・
全世界の女性が羨ましがる様な胃腸の構造をしてるって、
ちょっと、優越感がありますよね・・（笑）』

大きいＬたん『そうですねｗ　・・太るからと言って、
折角のケーキを我慢したりする人を思い出しましたよｗ』

小さいＬたん『・・・・・・今気が付きましたが・・・・・・
さっきから私達、随分仲良く喋ってますよね・・☆』

大きいＬたん『・・言われてみれば、そうですね・・
それもこれもきっと、このたくさんのケーキのおかげでしょう。
それじゃ、おチビのＬと首ふりＬを呼んで、一緒にケーキを頂きましょうか♪』

小さいＬたん『そうですね♪・・ねんどろいどＬ達に、気付かれない内に・・ｗ』



・・・・・安心して下さい。

この後、うっかり・・・

ねんどろいどの逆襲

・・なんて、話に続いたりはしませんから（笑）